16 Dec 2025
久しぶりの投稿です。
2年前の3月以来のご無沙汰でした。
まずは社長を退任し、会長に就任したいきさつからお話します。
理由は3つです。
1番の理由は、以前から65歳で社長は退くと考えていたことです。歴代の社長共に60
代前半には社長を退いています。私もその伝統に従ったのです。
2つめは、近年耳が極端に聞こえ難くなっており、お客様との会話がスムーズに行かなくなったことも決めてのひとつです。かなりポンコツです。
3つめは、靴の製造と販売という分野ではファッションに対する感性や時代の変化への対応が重要です。その辺りの機能も大分サビついてきた感が否めません。やはりポンコツになってしまいました。
当社の歴代たちも同じように感じていたのかも知れません。
当社に13年在籍し、その後、荒井弘史靴研究所を立ち上げ、現在は浅草雷門で
fans.eternal(ファンズ・エターナル)を運営、ビスポークも手掛けている荒井弘史君に
無理を承知で社長就任をお願いしたところ義理人情に厚い彼、快く引き受けてくれたのです。事業承継は、タイミングも含めて非常に難しい課題ですが、本当に有難いことです。
東京と山形を行き来しながら、自分のビジネスと宮城興業の経営と両方みていかなければならない重圧に耐えながらも、一所懸命に働いている姿に感謝・感謝です。
昨年・今年と2期、彼の方針の元、経営を行った結果、順調に推移しています。
私の方は、会長職に就いて、財務(お金の心配)と靴製造の過程で出てくる、端材を使った革小物の事業を見ております。休みの日のゴルフのやりすぎで最近は膝まで故障して歩くのにも支障を来す、更なるポンコツですが、何とか足を引っ張らない程度に会社に貢献しようと日々頑張っているところです。
そんなことですので、これからも宮城興業株式会社を暖かく見守ってください。応援もお願いします。
まずは近況報告まで
会長・高橋